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年末年始の伝統的ならわしとヨーガ的生き方

いつの間にか2007年も残すところ数日となりました。実にいろいろなことが起こった
一年でありました。皆様にとって、この一年はどのような年でしたか?
一年の間にはうれしいことも楽しいこともつらいことも悲しいこともいろいろな波が時としていろいろな形で遠慮なく押しよせてきます。そして私達はそのようないろいろな出来事で結構きたえられていきます。
そして大みそかで一年は終わり、次の日の正月から新たな一年がスタートします。
さて、大みそかというと除夜の鐘を聞き年越しソバを食べるという慣習(ならわし)が
昔より続いています。
今日はこのような年末年始の伝統的な日本古来のならわしの中にあらためて私達の祖先が伝えてくれている知恵の素晴らしさについて少し考えていきたいと思うのです。

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まず除夜の鐘について考えていきましょう。鐘は108回つかれますがこの108は仏教で言うところの煩悩の数になります。
つまり除夜の鐘は108の鐘の音を聞きながら煩悩を消して年を越していくという知恵のあらわれと言えましょう。
いろいろな悩みや思い汚れ等をすべて消して真白な汚れなき清らかな心で新年を迎えるという知恵なのです。

また、年越しソバを食べるのは日頃過食等で汚れた血液をソバという素晴らしい身体に良い食物で血液を清めて健康な状態で正月を迎えるという知恵なのです。

このおおみそかの2つのならわしによって昔の人がいかに正月を清らかな心身で迎えることが大切かをよく教えてくれていることと思います。

そして新年は元旦に御来光の初日の出を山や海で拝むことからはじまります。
これは新しい年はまず万物全ての生き物の生みの親ともいえる太陽を拝むことからはじまるというこれまた昔の人々の知恵によるものなのです。

そして正月の間<あけましておめでとうございます>と新年の挨拶をします。
これは本来<明けましてお芽出度くございます>ということから来ている挨拶なのです。
挨拶の内容は「昨年まかれた種に水をやったり一生懸命手入れをされたので本年は是非芽が出て花を咲かせ、実を実らせて下さい。」という意味なのです。
こうしてお互い挨拶を通して互いの幸せを願ったのです。

そして床の間に鏡餅を置きます。鏡餅は夫婦の仲むつまじい姿をあらわして2つ重ねてあります。そしてその上にビタミンCの王様であるみかんとミネラルの王様であるコンブを置いてさらに海老を飾って、海老のように腰がまがるまで長生きして下さいとお祝いします。

このように個人の健康と夫婦の幸福、家庭の吉祥を願うならわしが大みそかから正月にかけて続いています。さらにおもちを食べてねばり強い人間となり黒豆を食べてまめに動ける人間をめざして生きていくことを心がけていくわけです。

こうして心身を浄めリセットして清らかな新年を迎えるというスタイルは私達が実践するヨーガと見事符合しています。
このように私達に伝えつづけられている年末年始のならわしは<日本のヨーガ的ライフスタイル>と言ってもよいでしょう。
時代が新しくなるに従い、このような昔の知恵から学ぶことがますます必要になってくるように思います。
それでは皆様のんびりしとくつろいでお正月をおすごし下さい。